「シン・ゴジラ」これこそまさに日本のゴジラ!!感想&レビュー

Godzillaじゃない!ゴジラだ!!

待ち望んだ12年ぶりの日本制作のゴジラ映画。

今日は2016年に公開された映画「シン・ゴジラ」について書きます。

賛否両論あった映画ですが、僕の素直な感想を書きますので参考になれば幸いです。

僕はこの映画はしっかりと映画館で観ました!!

 

 

「シン・ゴジラ」とは

前作「ゴジラ FINAL WARS」以来12年ぶりとなる2016年7月29日に公開された日本制作のゴジラ映画です。

東宝制作のゴジラシリーズ第29作となっており、総監督・脚本はあのエヴァンゲリオンで有名な庵野秀明が務めました。

これだけでも、ちょっとワクワクしますね!!

 

あらすじ

ある日、東京湾アクアラインでトンネル崩落事故が発生する。

政府は原因を海底火山などと考え対応するが、内閣官房副長官矢口だけは巨大生物の存在を訴えるが相手にされない。

しかし、巨大生物の映像がテレビ報道されたことで、政府は認識を改めて対応を行う。

専門家の意見を元に捕獲、駆除など検討するが、未知の巨大生物は全く相手にしない。

政府は矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部」を設置する。

巨大生物は、不法に投棄された放射性廃棄物によって進化した未発表の生物「ゴジラ」であった。

矢口を中心とした巨災対はゴジラを凍結させる「矢口プラン」を検討し始める。

 

キャスト

矢口 蘭堂(やぐち らんどう) / 長谷川博己

赤坂 秀樹(あかさか ひでき) / 竹野内豊

カヨコ・アン・パタースン / 石原さとみ

大河内 清次(おおこうち きよつぐ) / 大杉漣

東 竜太(あずま りゅうた) / 柄本明

郡山 肇(こおりやま はじめ) / 渡辺哲

花森 麗子(はなもり れいこ) / 余貴美子

里見 祐介(さとみ ゆうすけ) / 平泉成

志村 祐介(しむら ゆうすけ) / 高良健吾

森 文哉(もり ふみや) / 津田寛治

尾頭 ヒロミ(おがしら ヒロミ) / 市川実日子

間 邦夫(はざま くにお) / 塚本晋也

安田 龍彥(やすだ たつひこ) / 高橋一生

 

 

「シン・ゴジラ」を観た感想

ハリウッド映画のGodzillaとは違う日本が生んだゴジラ映画

まず思ったのは、ハリウッド映画のGodzillaとは全く違うと感じました。

ハリウッド映画のゴジラはヒーローです。

複数の怪獣が現れて人類を危機に陥れます。

そこにゴジラが登場して怪獣を倒して人類を救う、みたいな王道のストーリーです。

しかし、シンゴジラは違います。

ある日突然日常に訪れた災害のように感じされられました。

これは、東日本大震災を経験した日本人ならではの表現ではないでしょうか。

今作で描かれた圧倒的なスケールのシンゴジラはまさに天災です。

人類が抵抗することすらできない圧倒的な絶望感が描かれています。

矢口を中心とした巨災対のメンバーが、その天災「ゴジラ」に立ち向かう日常を描いたまさに傑作だと思いました。

 

ゴジラの進化が見ることができる

本作のゴジラは第一形態から次々と進化をします。

僕らの知っているゴジラは二足歩行のあのゴジラです。

しかし、最初に現れたゴジラは、全く見たこともない姿でした。

それこそ見た目も気持ち悪い怪獣です。

僕はゴジラだとは思えず、「この怪獣をゴジラが倒すんだろうな」なんて思いました。

しかしそれが第三形態、第四形態と進化するにつれて、あのゴジラになっていきました。

進化を楽しむというよりは、進化を恐ろしく感じました。

進化するたびに人類にとってより恐怖な存在になっていくゴジラが見ることができました。

そして第四形態のゴジラは過去最大級のゴジラであり、まさに名の通り、神々しさまで感じます。

人類が抵抗することもできない絶対的な存在としてスクリーンに現れるので、必見です。

 

リアリティーな描写

本作では怪獣の激しいバトルシーンなどはありません。

絶対的な天災ともいえる「ゴジラ」に対抗するリアルな人類の姿です。

災害が起きたときの日本政府やその被災地の情景がリアルに描かれていたと言ってもいいと思います。

決定するまでのもどかしい会議の数、閣僚の決定力の無さ、そして被災した倒壊した家屋などすべてがリアルに描かれています。

だからこそ面白く共感できたのだと思います。

 

ラストシーンの意味するもの

最終的に人類はゴジラを凍結されて止めることができました。

このシーンはちょっとあっけないというかあの絶対的な天災がこんなことで止められるんだみたいに少し残念に思いました。

そして、ラストシーンでゴジラの尻尾に気になる存在が映ります。

それは「尻尾に人間のような骨」が映ります。

これは何を意味しているのか?

本作のゴジラは第一形態から状況に応じて次々と進化しました。

そしてこのヒト型こそゴジラのさらなる進化形態だったんです。

大勢の人類によって凍結されそうになったゴジラは、新たな新型ゴジラを生み出そうとしていたんだと思います。

もし、人類の作戦があと一歩遅かったら、人類は新たなシンゴジラによって終焉していたかもしれません。

実は、公式記録集「ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ」でそのあたりの第五形態についても書かれているので、気になる方はチェックしてみてください。

 

 

「シン・ゴジラ」を観る方法

シン・ゴジラはVODで見ることができます。

視聴可能なVODをまとめましたので参考にしてください

  • U-NEXT 見放題・無料レンタル
  • Amazonプライムビデオ 見放題・無料レンタル
  • Hulu 見放題・無料レンタル
  • Netflix 見放題・無料レンタル

様々なVODで配信されているのでチェックしてみてください。

 

 

まとめ

今日は日本人が大好きなゴジラ映画「シン・ゴジラ」を紹介しました。

ハリウッド版ゴジラのような怪獣の激しいバトルシーンなどはありませんが、圧倒的な存在「ゴジラ」に立ち向かう人類がとてもうまく表現されている映画だと思いました。

色々と考えさせられる部分もありましたし、見てない方は抑えておいたほうがいい一本と言えますね!

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