ウノゼロという最高の結果
やっとJリーグで観客を入れての試合が行われました。
サポーターは、本当に待ちに待ったでしょうね。
試合結果は最高でしたし、期待以上の活躍をした選手もいました。
アントラーズの不調はちょっと心配になっちゃいましたけどね。
試合の感想
前半37分のキレイな崩し
これ決まってたら、かなりのビューティフルゴールでしたね。
惜しくもレオナルドがオフサイドになってしまいましたが、流れは最高でした。
まず、右サイドを橋岡と長澤のワンツーパスで崩します。
この崩しもシンプルですが、橋岡の走力を活かした素晴らしい突破でした。
ここで長澤とワンツーで崩していけるのも4バックにしたことによるメリットでしたね。
去年までの3バックの場合、サイドはウイングバックが張っていて、ボールを受けとったら、もう個で勝負するしかなかったです。
橋岡は上下運動の走力などは秀でていますが、正直テクニックで突破していくタイプではないため、サイドの攻略がなかなかうまくいっていませんでした。
今期は4バックにすることで、サイドにはサイドハーフとサイドバックの2名がいます。
この二人でサイドを攻略していけるのが今期のレッズの強みですね。
今は、左サイドの汰木と山中のコンビが際立っていますが、今後は右サイドの長澤、橋岡のコンビにも期待できると思います。
また、右サイドには他にも関根、マルティノス、岩武、さらにはルーキーの武田もいます。
大槻監督にはいろんな組み合わせを試してもらって、最高のコンビを見つけてほしいです。
浦和レッズの新しい武器
今期のレッズで去年までになかった武器といえば、やはり左サイドの山中、汰木でしょう。
両者ともに昨年加入した選手ですが、正直昨年は活躍したとは言えません。
しかし、今期は二人ともしっかりとスタメンをとって活躍しています。
まず汰木選手。
昨年も途中出場でチャンスを演出したりはしていましたが、レギュラー奪ったり、定期的に出場するまではいたりませんでした。
やはり、昨年の3バックでは、汰木の適正ポジションがなかったかなと思います。
ウイングバックを務めたりしていましたが、上下に激しく動く運動量が求められ、いざボールを持ったときに相手に勝負をしかける体力が厳しいなんてシーンもよくありました。
そういう意味では、今のサイドハーフは彼の適正ポジションで今後に期待できます。
あとは、最後の決定力の部分を高めてくれればということなしですね。
そして山中選手。
彼も大きな期待を背負って昨年に加入しましたが、正直期待には全く応えることが出来たとは言えない一年でした。
汰木同様に、ウイングバックでは彼の持ち味は発揮できなかったですね。
山中の武器は左足を活かしたクロスやパンチのあるシュートです。
昨年までのレッズのウイングバックでは、サイドで孤立して個で突破するしかなかったので、そのタイプではない山中は何もできなかったように見えました。
その点、今期は前所属のマリノスと同様の4バックになったため、山中が活きる場面が多々見えますね。
汰木を追い越していく山中を今期は多くみれるでしょう。
アントラーズ戦でも見れたフリーキックも精度バツグンで大きな武器となっていくと思います。
アントラーズのここが嫌だ
今期アントラーズは新しくザーゴ監督を迎えて始動しましたが、ここまで公式戦全敗で勝利がまだありません。
それでもアントラーズはアントラーズ、レッズはこういう時にあっさり負けてしまうと心配もしていましたが、正直まだアントラーズはチームとして厳しい感じがしました。
新外国人のアラーノが出場していましたが、まだかみ合っているとは言えず、良さが出ていなかったです。
試合を通して目立った選手もそれほどいなかったのですが、唯一怖いと思ったのが上田選手ですね。
惜しいヘディングシュートもありましたし、アントラーズの中でゴールを取りそうな雰囲気は彼からしか感じなかったように思いました。
しかし、スタメンやベンチに高卒ルーキーが入るなど、若手を使っているところはめちゃくちゃ羨ましかったです。
レッズも高卒や若手をどんどん使って育ててほしいなぁと思います。
レッズサポーターそれでいいの?
テレビで観戦していた人も凄い気になったと思いますが、この試合を観戦したレッズサポーターにはガッカリしました。
ネットでも話題になっていましたが、観戦ルールを守らない一部サポーターがいました。
せっかく観客を入れての試合が再開されたのに、それを守らないとまた無観客に戻ることも十分考えられます。
ぜひ今回のサポーターは反省してもらって次回の埼スタでは今回のようなことは起こらないように徹底してほしいと思いました。
僕的によかった選手
今節は勝利したので、ゴールしたエヴェルトンも入れてよかった選手は多いです。
その中でも僕は特によかったと思う選手を2選手あげます。
その選手は、長澤と山中です。
長澤は自身の特長でもあるハードワークで、前線から後ろまで全域をカバーする動きは凄かったですね。
ACLなどハードな試合ではやはり輝くなぁと思いました。
左サイドも二人が攻撃重視な選手のため、このポジションに長澤を配置することでうまくチームが機能していたと思います。
そして、山中はゴールに結びついたフリーキックなど彼の最大の特長である左足が多く見られました。
攻めに転じたときに、サイドを一気に駆け上がるシーンを見ていると、こちらも「いけーーー」って感じで叫んじゃいます。
今期はゴールにも期待しているので、左足でズドンと気持ちのいいゴールが早くみたいですね。
次戦にむけて
連戦が終わって、やっと次の試合までは1週間あきます。
選手はここで疲労が少し回復すると思いますので、次の東京戦がまた楽しみです。
少しあくので、基本スタメンは変わらないかもしれませんが、ちょっと思い切った選手起用も見てみたい気もします。
東京は前線の外国選手を含めて強力なアタッカーがそろっています。
そのアタッカーをどこまでレッズのディフェンダーが抑えることができるかが勝負のポイントです。
とはいえ、まずは観客も入って少しずつ元に戻ってきているJリーグを楽しみたいですね。