「どんでん返し映画と言えばこれでしょ!」
どんでん返し映画が好きな僕が好きな映画をあげろと言われたときにまず頭に出てくる映画「メメント」について書きます。
この映画はなかなか構成も含めて難しい作りになっているので合わない方もいらっしゃると思います。
しかし、ハマる人は絶対にハマる映画だと思うので、ぜひこの記事を読んで興味が出た方は観てくださいね!
目次
メメントとは
メメントは、2000年に公開されたアメリカ映画です。
監督はクリストファー・ノーラン監督です。
後にバットマンビギンズやダークナイト、インセプション、インターステラーなどを撮られた監督で、メメントはその監督の2作目の作品で出世作と言われています。
映画公開時は11館で上映されましたが、その後上映劇場は500館以上に拡大し、10週目には全米チャート8位にランクインするほど人気が出た作品です。
あらすじ
ある日、主人公のレナードは自宅で強盗に妻を殺害されます。
その場に居合わせたレナードは強盗の一人は殺害しますが、もう一人の強盗に殴られ、逃げられてしまいます。
そして、レナードはその殴られた外傷により、10分間しか記憶が持たない前向性健忘という障害をおってしまいます。
障害をおったレナードは、復讐のため犯人を捜しますが、記憶がもたないので、犯人につながる証拠をメモ、ポラロイド、そしてタトゥーとして体に彫って、残します。
そして、それらの証拠や周りの協力者の助けを借りて、犯人を追い詰めていきます。
果たして、レナードは犯人を見つけて復讐できるのか?
そしてその犯人はいったい誰なのか?
キャスト
レナード・シェルビー / ガイ・ピアース
ナタリー / キャリー=アン・モス
テディ / ジョー・パントリアーノ
レナードの妻 / ジョージャ・フォックス
メメントはこういう方におすすめ
難解な映画が好きな人
メメントは他の映画とは異なる斬新な構成となっています。
それは、映画の冒頭がラストシーンであるはずのレナードが犯人に復讐をするシーンから始まります。
そして、レナードの記憶障害に沿って10分間ごとに記憶をさかのぼっていく構成になっています。
この構成にすることで、観ている私たちもレナードの10分間しか記憶がもたない障害を疑似体験させられる狙いになっています。
例えば、あるシーンではレナードはモーテルにいることに気づきます。
しかし、自分がなぜモーテルにいるのか?その理由が全く思いだせません。
その結果、レナードはのんきにシャワーを浴びてしまい、その最中にモーテルに忍び込んだ目的の人物と鉢合わせてしまって、、、。
このような記憶がないことによる様々な展開にレナードは巻き込まれます。
そして、映画では10分前にさかのぼっていくことで、なぜレナードがそのような行動をとったのかという理由が明らかになっています。
このような映画の構成は他の映画ではないもので、とても面白いです。
同じ映画を何度も観れる人
とても面白いと書きながら複雑な構成のため、この映画は一度見ただけでは何のことかわかりません。
時系列が逆になっているので、何度も観て頭の中で整理する必要があります。
映画は1度見たら十分、なんて人には合わないかもしれないですね。
どんでん返し映画が好きな人
この映画は最初のシーンで主人公が犯人に復讐して、そこから時系列をさかのぼって展開されます。
そうして犯人にたどりついた経緯、レナードに協力した仲間の真の狙い、などが徐々に明らかになっていきます。
そして、この映画のラストシーンで大どんでん返しの結末が待っています。
10分間しか記憶がもたないことをうまく利用した最大のどんでん返しが主人公に訪れます。
主人公をだました本当の真実が明らかになります。
賛否両論あるラストシーンですが、僕は「マジかよ」って感じでけっこう好きですね。
メメントを観る方法
VODで観るならU-NEXT
メメントはVODで配信されています。
中でもVODの中でも最大数の配信数をほこるU-NEXTがおススメです。
31日間の無料トライアルも用意されているので、それを利用してみてもいいですね。
DVDの時間軸再生モードで観る
メメントはDVDで観ても楽しめます。
この映画は散々書いているようにとても難解な映画です。
しかし、DVDには時間軸再生モードが収録されており、そのモードで見ると、時間軸に沿ってストーリーを観ることができます。
複雑に入り組んだ構成も時間軸で観ることですっきりとわかりやすく頭の中にはいってくるのでおススメです。
まとめ
今日は僕の大好きだけど、とても難解な映画「メメント」を紹介しました。
他に類を見ない時間軸を逆にさかのぼっていくという構成が、この映画の魅力を何倍にも高めています。
衝撃のラストシーンもきっとあなたの期待を裏切らないでしょう。
どんでん返しの最高傑作ともいえる本作品、観ていないかたはぜひ観てくださいね。